名称 | 特定非営利活動法人未来の環境を考える会 |
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主たる事務所 | 神戸市東灘区御影山手六丁目5番32号 |
従たる事務所 | 大阪府八尾市上之島町北六丁目21−1 |
TEL/FAX | TEL 072-999-3260/FAX 072-999-0506 |
法人成立年月日 | 平成15年11月7日 |
会社法人番号 | 1220-05-002475 |
目的 | この法人は、緊急災害時から、国民の生命、財産を守るための活動を行うと共に、豊かな環境を次の世代に引継ぎ、安全な地域づくりに寄与すること、また快適な住環境を確保する事を目的とする。 |
特定非営利活動法人の種類 |
第 1 号 保険、医療又は福祉の増進を図る活動 第 3 号 まちづくりの推進を図る活動 第 7 号 環境の保全を図る活動 第 8 号 災害救援活動 第 9 号 地域安全活動 第10号 人権の擁護又は平和の推進を図る活動 第11号 国際協力の活動 第12号 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動 |
事業の種類 |
(1)特定非営利活動に係る事業
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提携専門家 国家資格者 技術者 |
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「NPO(NonProfit Organization)」とは、ボランティア活動などの社会貢献活動を行う、営利を目的としない団体の総称です。
このうち「NPO法人」とは、特定非営利活動促進法(NPO法)に基づき法人格(注1)を取得した「特定非営利活動法人」の一般的な総称です。
法人格の有無を問わず、様々な分野(福祉、教育・文化、まちづくり、環境、国際協力など)で、社会の多様化したニーズに応える重要な役割を果たすことが期待されています。
(注1)法人格:個人以外で権利や義務の主体となり得るもの
当法人は、緊急災害から、国民の生命・財産を守るための活動と準備を行うと共に、豊かな環境を次の世代に引き継ぐことを目的として、平成15年に設立致しました。
地震、台風、津波等の自然災害は、私たちが直面している最大の驚異であります。過去の教訓をもとに、日常的に備えることが、国民が安心・安全に暮らせることに繋がります。
今後更に高齢・少子化に向かう日本、若い世代もが地域の防犯活動に参加できる体制づくりにも取り組みます。
国際貢献をもとに、世代を担う若者たちが、国境を越えてボランティア等の面で交流を深めることにもサポート致します。
多くの国の人々が、「日本を訪ねたい、暮らしたいと」憧れる国づくりに寄与致します。
平成22年3月
平成7年1月17日、たくさんの尊い命が目の前で奪われ、大切な思い出も一瞬にして消えた自然災害の恐ろしさ、そんな神戸の光景を私は一生忘れることができないだろう。
神戸という震災の地に暮らす者として、何を発信していくのか、災害で再び多くの命が奪われることのないように、どのように努力をするべきか、一人一人が問われています。
阪神・淡路大震災の教訓や、東日本大震災支援活動体験、地震の被害想定から学び、対策や備えを進めることで、被害の軽減に繋げることができます。
私は中小企業の建設業である役割として、安心・安全なまちづくり、そして豊かに暮らしながら、いざ「災害時」には国民の生命と財産を守ることだと考えております。
そんな誇り高い職業に従事し、社会と共に働く喜びを感じております。
企業防災の推進としては、防災対策に事業継続計画、災害に強い企業、災害に強い社会づくり、社会の一員として安全に貢献していきます。
この法人で「笑顔の防災」活動に取り組むことにより、日ごろから頂いた多くの御縁をもっと大切にし、心あたたまる助け合い、住民相互の結束など、さらに意識を高めていきたいと思います。
これから発生しうる災害に備え、ご家庭や地域で活用・実践されることにより社会がもっと明るく笑顔になるように願っています。
平成26年7月
片道約14時間、距離にして約1200キロ。
東日本大震災被災地へ支援物資を輸送しました。
地震による被災の経験は無く、被災地へ訪れることは初めての経験でした。
そこで見たものは想像を遥かに超えた悲惨な光景でした。
家屋はがれきとなり、車は原型のない鉄の塊になり、道路は無くなり、陸上に船が何隻も乗り上げている、映画やテレビでしか見たことのない光景が現実に起こっていました。
被災された方々の避難場所へ衣類、生活用品等の支援物資を届けると、言葉ではなく、涙を流しながら何回も頭を下げていたことが印象に残っています。
中には感謝の手紙を書いてくれた方もいました。
「少しでも助けになるなら何回でも走ろう」初めて被災地に訪れたときそう思いました。
それから何度か支援物資輸送で被災地に訪れましたが、何度か訪れているうちに被災された方々の態度が変わりました。支援物資の内容を細かく指定してきたのです。感謝が要求に変わるという人間の黒い部分を見たような気がしました。
「支援する」ということが自分で思っているよりも簡単ではないことを思い知りました。
「いつまでも助けられてばっかりではいかん。復興させるのは自分たちの町や。」大船渡市で出会った漁師の方が言っていました。人として、助ける気持ちは常に持っておくべきことだと思います。
自分一人の力でも何とかしようという気持ちも必要だと思います。僕は今年で30歳になります。
この先起こりうる大震災、大災害に直面する可能性が十分にある年齢です。
危機感も、災害に対する意識もまだまだ未熟ですが、東日本大震災被災地で経験したことを忘れず、助けることのできる自分、いざというときに行動を起こせる自分でありたいと思います。
自分自身の意識を高めることが災害への備え、生活を守ることに繋がり、人と人が助け合える社会に繋がればと思います。
平成26年7月
私は、保険薬局で主に調剤に従事している薬剤師です。
東日本大震災発生当時、各都道府県薬剤師会から、JMATなどの団体から多くの薬剤師が現地に向かい救援活動を行いました。
主な活動は、医薬品集積所における医薬品等の仕分け・供給、仮設診療所等における調剤及び服薬説明、医薬品使用に関する医師や看護師等への情報提供、被災者の使用薬等の聞き取り、医薬品の鑑別 避難所における一般用医薬品の保管、栄養バランスの悪化に対し、総合ビタミン剤等の供給、公衆衛生の整備(仮設トイレ、ゴミ置き場)、感染症対策(消毒、手洗い等)、夏場の害虫対策等でした。
特にお薬手帳が処方箋代わりとなり、被災者の治療継続に大いに役立つこととなりました。
そんな中、私は当時中1・小2男児との3人家族であり、薬局の責任者としての責務と母親として諸事情で現地へ向かうことができませんでした。
せめて後方支援できればとの気持ちで日々の業務をしながら、友人でもある山下理事はじめ現地に向かった薬剤師仲間の活動をシェアしてもらっていました。
この法人の「笑顔の防災」活動を通じて意識を高め、いったい何ができるのかを考えました。
被害を想定し、日々、災害時を意識した業務を行うと共に、国民の皆様へお薬手帳を啓蒙し、安全で有効な薬物療法を行っていただくこと、また、気軽に相談できる街の科学者として、住民の皆様の健康支援を様々な形で続けていきたいと考えております。
また、未来のある子供たちのために安全な学校環境を啓蒙し、幼い頃より食育と相関したお薬教育を推進し、習慣性のある薬物、タバコ乱用から子供たちを守っていきたいと思います。
そして、この法人の理念である「人と人との絆を忘れず、常に明るく笑顔で支え合う」活動を、薬剤師として、母親として貢献していきたいと考えております。
平成26年7月